さて、そのアイスクリーム、プリン、チョコレートが誰からも親しまれていることを証明するかのように、それぞれがスーパーで買う子供のおやつから大きく成長した。今やデパ地下にて、それらは国内外の有名パティシエなるものが手がけた完全なる「大人のおやつ」になっているのである。大人になったらホームパックに大きなスプーンを入れて一人で食べてやりたい!そんな野望を持って大きくなった私たちが、小さなカップにぎっしりパティシエの技術が詰まった高額なアイスクリームを手にしたりしている。
まぁ、そんな高額なアイスクリームを普段使いにできるはずもなく、それはあくまでもときどき自分のためにとご褒美に食べる程度であるが、大好きなので自宅冷蔵庫にはスーパーでまとめ買いした庶民派のアイスクリームが常備されているのである。
それにしても、今は年中アイスクリームが買えるようになったものだと小さい頃を振り返ってしみじみ思う。しかもどうして安くなったのか?と不思議である。育った年代によって親しんできたアイスクリームの底値は違うはずであるが、アイスクリームの定価は絶対的であって値引きなんて考えられなかった。そう言えば、日本で消費税が導入されたとき、「子供に100円持たせてアイスクリームを買いにやっても泣きながら帰ってくる時代になった」と言われていたような・・・。
ご近所スーパーでは定価100円のアイスクリームが75円。内税表示の時代であるからまず100円を超えることはない。子供に100円持たせてその時代と同じアイスクリームをスーパーに買いにやったら、今はおつりを持って帰ってくることができるということである。
アイスクリーム大好きな人たちにとってはとってもいい時代になったのであるが。


